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家族共有公開日 文:メモフの開発者約18分で読めます

ペットの記録アプリを家族で共有するなら — 選ぶ前に確かめたい7つのこと

ペットの記録アプリを家族で共有するなら、機能の数より先に7つを確かめます。誰がいつ記録したかが見えるか、記録する人と見るだけの人を分けられるか、2回目の記録の前に気づけるか、獣医さんやシッターさんにアカウントなしで期限つきで見せられるか、家族だけの場所か、記録を全部無料で持ち出せるか、家族全員のスマホで使えるか。メモフの開発者が、自分のアプリの足りないところも表にしました。

朝7時、玄関で靴をはきながら、家族のLINEに「ごはん、あげた?」と送ります。返事は「たぶん」。今週末は実家に犬を預ける予定で、母からは「お薬は何時だっけ」と聞かれています。来月の健康診断では、体重がいつからどれだけ変わったかを、また聞かれるかもしれません。

そこで、家族で共有できるペットの記録アプリを探します。機能の一覧や、アプリを並べた記事がたくさん見つかります。けれど、家族で使い始めてから困るのは、たいてい機能の数ではありません。誰があげたのかわからない。預け先に見せられない。やめたくなったときに、記録を持ち出せない。つまずくのは、記録が人から人へ渡るところです。

ペットの記録アプリを家族で共有するなら、選ぶ前に確かめたいことは、大きく分けて3つです。記録を家族のあいだで正しく受け渡せるか。家族の外の人に、必要な分だけ見せて、あとから止められるか。家族全員が使い続けられて、やめるときには記録を全部持ち出せるか。ここからは、この3つを7つのチェックに分けて、確かめ方を書いていきます。

最初にお伝えしておきます。この記事は、ペットの記録アプリ「メモフ」の開発者が書いています。自分のアプリを持つ人が書いたものとして、少し割り引いて読んでください。開発者には公平な順位はつけられないので、この記事ではアプリに順位をつけず、比べる相手としてほかのアプリの名前も出しません。チェックはどのアプリにも当てはまる形で書き、メモフに足りないところは、後半の表にそのまま書きます。

この記事で扱うのは、アプリを選ぶときの基準です。お世話の分担そのもの、預けるときの引き継ぎ、お薬を2回あげないための備えは、それぞれ別の記事にまとめてあり、関係するところで紹介します。

本記事はアプリの選び方のガイドであり、獣医療のアドバイスではありません。お薬の量や、2回あげてしまったかもしれないときにどうするかは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

家族で共有するペットの記録アプリは、何を基準に選べばいい?

家族で共有するなら、次の7つを確かめます。誰がいつ記録したかが見えるか、記録する人と見るだけの人を分けられるか、同じ記録を2回つける前に気づけるか、外の人にアカウントなしで期限つきで見せられるか、家族だけの場所か、記録を全部無料で持ち出せるか、家族全員のスマホで使えるか。記録できる項目やグラフの見やすさは、そのあとで比べても間に合います。

チェック確かめること理由
誰が・いつ1件ずつの記録に、記録した人と時刻が出るか「あげた?」を人に聞かずに済む
記録する人記録できる人と、見るだけの人を分けられるか記録は、実際にお世話をする人がつける
2回目の確認少し前に同じ記録があるとき、保存する前に気づけるかごはんやお薬が2回になるのを防ぎやすくなる
外の人に見せるアカウントなしで開け、期限があり、途中で止められるか獣医さんや預け先が、同じアプリとは限らない
家族だけ公開の投稿や、知らない人との交流がないか一度広がった写真は、取り消せない
持ち出し全部を無料で書き出し、アプリの外で開けるか課金をやめたとき、機種変更のときに困らない
全員のスマホ家族全員の端末で動くか。アプリなしで見る方法があるか家族の中でも、使っているスマホはまちまち

上の7つは、家族で使い始めてから気づくと、乗り換えるしかなくなるものです。とくに持ち出しは、記録がたまるほど大事になります。乗り換えたくなったときに書き出せなければ、それまでの記録は、そのアプリの中に置いていくしかないからです。

アプリを選ぶ前に、家族で一度話しておきたいこともあります。誰がごはんをあげ、誰がお薬をあげるのか。誰が見るだけでいいのか。どこに預けることがあるのか。答えが決まっていると、7つのうちどれが自分の家にとって大事かが見えてきます。

誰が・いつ記録したかは、家族全員に見える?

1件ずつの記録に、記録した人の名前と時刻が出るかを確かめます。チェックがつくだけで名前が出ないアプリでは、「誰かがあげた」ことはわかっても、誰に聞けばいいかがわかりません。

犬の記録アプリを家族で共有するなら、名前と時刻はとくに大切です。ごはん、さんぽ、トイレと記録することが多く、それを何人かで分けることも多いからです。お世話を分けている家では、「もうあげた?」のほかに、「いつも私ばかり」という言い合いが起きることもあります。誰がいつ何をしたかが残っていれば、思い込みではなく、記録を見ながら話せます。そんなときの話し合い方は、家族が犬の世話を手伝ってくれないときの記事で書いています。

ポイントは、次の3つです。

  • 名前が、家族の誰かわかる形で出るか。 アカウントの名前が英数字のままだと、家族でも誰のことかわかりません。
  • あげた時刻で記録できるか。 少し前にあげた分を、あとから実際の時刻で記録できると、記録と実際がずれません。
  • 1件ずつの履歴を、あとから見られるか。 今日の最新の1件だけでなく、前の日の分までさかのぼって、誰が何時に記録したかがわかると安心です。

記録できる人と、見るだけの人を分けられる?

実際にごはんやお薬をあげる人だけが記録でき、写真を見たいだけの祖父母は見るだけ、という分け方ができるかを確かめます。記録できる人が増えるほど、同じことを2回記録したり、試しに押したボタンがそのまま記録になったりする機会も増えます。

誰を招待し、誰に記録を任せるかから決めたいときは、家族で共有するメリットと分担の記事が参考になります。この記事では、アプリがその分け方に対応しているかだけを取り上げます。

環境省の災害対策のガイドラインは、災害に備えて家族や地域で話し合っておくことの1つに「ペットの避難方法や役割分担」を挙げています。いざというときの役割を決めるついでに、ふだん誰が何を受け持つかも決めておくと、アプリで誰を「記録できる人」にするかも自然に決まります。

あわせて、あとから役割を変えられるか、それを誰ができるかも確かめておきます。お世話を手伝う人が増えたり、進学や引っ越しで見るだけになったりすることは、どの家でも起こりえます。

同じごはんやお薬を2回記録しようとしたら、アプリは教えてくれる?

教えてくれるアプリもあれば、そのまま2件目を保存するアプリもあります。少し前に誰かが同じ記録をつけているとき、保存する前に知らせてくれるかを、実際に試してみます。リマインダーが知らせるのは「時間です」までで、「もうあげました」を伝えられるのは記録だけです。

米国の中毒相談機関Poison Control(National Capital Poison Center)は、複数の人がペットに薬をあげるなら、スケジュールかチェックリストを用意して、2回あげたりあげ忘れたりするのを防ぐよう呼びかけています。ペットの投薬管理アプリを家族で共有すれば、そのチェックリストを家族みんなのスマホで見られます。ただ、記録が一覧に並ぶだけでは、2人目は一覧を見ないまま記録してしまうかもしれません。

確かめ方は簡単です。家族の1人が「ごはん」を記録した直後に、別のスマホから同じ記録をつけてみます。見るのは3つです。

  • 保存する前に、確認が出るか。
  • 確認の中に、誰が何時に記録したかが表示されるか。
  • それでも記録したいときは、記録できるか。本当に2回あげてしまったときも、そのことを記録に残す必要があるからです。

ただし、どんな確認も、先にあげた人が記録していなければ働きません。アプリを選ぶのと同じくらい、「あげたら、その場で記録する」を家族のルールにすることが大切です。

お薬は、ごはんよりも念入りに確かめます。お薬の時間のお知らせが誰に届くか、あげたことを誰がいつ記録したかが全員に見えるかもチェックしてください。お薬を2回あげないための家のルールと、重複が起きたときにすぐすることは、家族で「2回飲ませたかも」を防ぐ記事にまとめました。もし2回あげたかもしれないと思ったら、アプリより先に動物病院へ電話してください。

獣医さんやシッターさん、実家の親に、アカウントなしで見せられる?

アプリによって違います。相手がアプリもアカウントもなしにブラウザで開けるか、見られる期間を選べるか、期限の前でもこちらから止められるか。この3つを、選ぶ前に試しておきます。

預け先のシッターさんや初めての動物病院が、家族と同じアプリを入れているとは限りません。実家の親に、アカウントを作ってもらうのも大変です。ペットの健康管理アプリを家族で共有していても、見せるたびに相手にアプリを入れてもらう必要があるなら、家族の外では使えないのと同じです。

災害への備えとして公的な資料が挙げている情報は、そのまま預け先や初めての病院に見せたい中身でもあります。環境省の災害対策のガイドラインは、備えておく情報として「ワクチン接種状況、既往症、投薬中の薬情報、検査結果、健康状態、かかりつけの動物病院などの情報」を挙げています。同じガイドラインは、「親戚や友人など、複数の一時預け先を探しておくことが望ましい」とも書いています。預け先が増えれば、記録を見せる相手も増えます。

そこで大事なのが、期限があることと、途中で止められることです。リンクは、いったん渡すと、相手がさらに転送することもできます。見せる相手には、必要なものを、必要な期間だけ。週末だけ預けるなら、1週間ほどで開けなくなるリンクで足ります。予定が変わって預けるのをやめたときのために、期限の前でも止められると安心です。

もう1つは、相手に何が見えて、何が見えないかです。お薬やアレルギー、ワクチン、体重、通院の記録は見えてほしい一方で、家族の名前や写真、費用まで見せる必要はありません。リンクを作ったら、ログインしていないブラウザで開いて、相手からどう見えるかを自分の目で見ておきましょう。

「ペットのお薬手帳を、アプリにまとめたい」という人もいるでしょう。飲んでいるお薬の名前やあげる時間を家族みんなで見られるようにする、という役目なら、アプリでも果たせます。ただ、アプリに残るのは家族がつけたメモです。ワクチンの証明書や診断書のように、動物病院が出す書類の代わりにはならないので、証明が必要な場面では病院の書類を用意してください。

シッターさんに見てもらうだけでなく、お世話の記録もつけてほしいなら、見るだけのリンクでは足りません。記録できる立場で招待できるか、預ける期間が終わったら外せるかも、あわせて調べておきます。預けるときに何を書いて渡せばいいかは、家族やシッターさんにペットを預けるときの記事を見てください。

家族だけの場所? それとも知らない人も見るSNS?

招待した家族だけが見られる場所かを確かめます。公開の投稿や、知らない飼い主との交流があるアプリなら、どこまでが家族だけで、どこからが公開なのかを、設定画面で確認しておきましょう。

ほかの飼い主との交流を楽しみにする人もいます。それ自体は悪いことではありません。気をつけたいのは、健康の記録や、家の中が写った写真と、公開の投稿が同じアプリの中に並ぶことです。

総務省の「国民のためのサイバーセキュリティサイト」には、友達だけに見せるつもりでファイル共有サービスに上げた写真が、共有設定の誤りで誰でも見られる状態になり、拡散してしまった事例があります。サイトは、「拡散してしまった写真を削除することはできません」と書いています。同じサイトは、SNSについても、「何がどの範囲まで公開されるのかをよく確認したうえで」使うよう呼びかけています。家族と写真を共有するアプリでも、誰に見えるかを先に知っておくことは大切です。

アプリが求める許可も、あわせて見直します。米国連邦取引委員会(FTC)は、アプリが位置情報や連絡先、写真へのアクセスを求めることがあるとして、必要のない許可はオフにすることも検討するよう勧めています。

写真の位置情報の扱いも、気にしておきたいところです。ペットの写真には、家の中や、いつもの散歩道が写ります。アプリが写真の位置情報をどう扱うかは、ヘルプやプライバシーポリシーで調べられます。

家族だけで写真を共有する場所として、子ども向けの家族アルバムアプリを使っている家もあります。ペットのアルバムにも使えるかは、家族アルバムアプリでペットのアルバムを作れるか確かめた記事を見てください。

記録は全部、無料で持ち出せる? 課金をやめたら、機種変更したら?

選ぶ前に、記録を全部書き出せるか(エクスポート)、それが無料か、書き出したものをアプリの外で開けるかを調べます。あわせて、課金をやめたあとも過去の記録を見られるか、機種変更のときに記録をどう引き継ぐか、サービスが終わったら記録がどうなるかも、ヘルプや料金のページで読んでおきます。ほかの6つは、困ったら乗り換えれば済みます。持ち出しは、乗り換えるときの出口そのものなので、困ってからでは間に合いません。

何が無料かは、アプリによって違います。確かめたいのは、次の6つです。

  • 無料で使える範囲。 何匹まで登録できるか、何人まで招待できるか、過去の記録を何日分までさかのぼれるか。
  • 書き出せる範囲。 写真だけでなく、体重やお薬、通院の記録まで書き出せるか。
  • 書き出しの形。 写真は画像ファイルで、記録はほかのアプリやパソコンでも開けるファイルや、読めるページになっているか。アプリの中でしか開けない形だと、持ち出したことになりません。
  • 書き出しの料金。 書き出しにお金がかかるなら、課金をやめたあとに困ります。
  • 誰が払うか。 1人の契約で家族全員が使えるか、1人ずつ契約が必要か。
  • 課金をやめたあと。 過去の記録をすべて見られるか。家族との共有は続くか。

機種変更のときの引き継ぎも、アプリによって違います。記録がスマホの中だけにあるのか、アカウントにひもづいてサーバーに保存されているのかで、引き継ぎ方が変わります。総務省のサイバーセキュリティサイトは、「スマホは便利ですが、壊れたり紛失したりするリスクは常にあります」と書き、バックアップを「データを別の場所にコピーしておくこと」と説明しています。

サービスに預けっぱなしにしないことも大切です。総務省の同じサイトには、クラウドサービスだけに保存していた会社のデータが消えてしまった事例があります。規約には、「データのバックアップや復旧は最終的には利用者の責任である」と書かれていました。サイトは、バックアップを「取得対象と切り離された環境に保存する」ことを勧めています。ペットの記録も同じで、アプリの中だけでなく、書き出したファイルを手元にも置いておくと安心です。

写真の取り出し方と、機種変更やアプリの乗り換えで写真と記録を引き継ぐ手順は、ペットの写真を移行する記事にまとめました。

家族全員のスマホで使える?

招待する前に、家族全員のスマホで動くかを確かめます。動かない人がいるなら、アプリなしにブラウザで見られる方法があるかも調べておきます。

家族のスマホの種類は、そろっているとは限りません。公正取引委員会の報告書によると、2022年の日本での利用割合は、Android端末が53.4%、iPhone(iOS)が46.6%でした。同じ報告書は、日本で売られているスマホのOSは、AndroidとiOSでほぼすべてを占めているとしています。記録アプリが片方のOSにしかないと、家族の中に記録できない人が出ることがあります。

スマホを持っていない家族もいます。総務省の令和7年通信利用動向調査では、スマホを持っている人の割合は70代で68.1%、80歳以上で33.0%でした。携帯電話も含めて、モバイル端末を何も持っていない人は、80歳以上で約2割です。

祖父母が写真を見たいだけなら、アプリを入れてもらわなくても、ブラウザで開けるリンクで足りることもあります。その方法は、祖父母にアプリなしでペットの写真を見せる記事で紹介しています。

一人ひとりに「このアプリ、あなたのスマホに入れられる?」と先に聞いておくと、あとで1人だけ取り残されずに済みます。

選ぶ前に、家族で10分だけ試すこと

気になるアプリが見つかったら、家族全員を招く前に、2人で10分だけ試します。7つのチェックのほとんどは、これで確かめられます。

  1. 2台のスマホから1回ずつ記録する。 それぞれの記録が、もう1台のスマホにもすぐ、名前と時刻つきで出るかを見ます。
  2. 同じ記録を、すぐにもう一度つけてみる。 保存する前に確認が出るか、誰が何時に記録したかが表示されるかを見ます。
  3. 見るだけの人を1人招待する。 その人が記録できないこと、見たいものは見られることを確かめます。
  4. 見せる用のリンクを作り、ログインしていないブラウザで開く。 期限を選べるか、途中で止めたら開けなくなるかを試します。
  5. 書き出しを1回申し込み、届いたファイルを開いてみる。 写真と記録が、アプリの外で読めるかを見ます。
  6. 料金のページで、課金をやめたあとのことを読む。 過去の記録や家族との共有がどうなるか、1人の契約で家族全員が使えるかを確かめます。
  7. 家族全員のスマホに入るかを聞く。 入らない人には、ブラウザで見る方法があるかを調べます。

メモフの立ち位置

ここまでのチェックを、メモフにも当ててみます。書いているのがメモフの開発者なので、できることと同じだけ、足りないところも載せました。「できること」の欄は、いまのアプリで実際に使える機能だけです。なお、メモフでは、招待した家族だけのグループを「サークル」と呼びます。

項目できること足りない点
誰が・いつお世話の記録もお薬の記録も、誰が何時に記録したかがサークルの全員に見えますお世話の記録からは、お知らせは届きません。ごはんの時間のリマインダーもありません
記録する人記録できるのはオーナーと共同オーナーです。見る専用のメンバーは、写真を見て、リアクションやコメントができます記録だけを任せる役割はありません。共同オーナーは写真の投稿や健康記録もできます
2回目の確認少し前に同じお世話の記録があると、保存する前に確認しますこの確認はお世話の記録だけです。お薬は、誰がいつあげたかの表示で確かめます
外の人に見せる健康記録のリンクは無料です。期限は1日・1週間・1か月から選べ、途中で止めることもできます獣医さんに見せられる健康記録PDFは、プレミアムの機能です
家族だけ招待制のサークルです。広告も公開フィードもありません祖父母向けの閲覧リンクは、リンクを知っている人なら誰でも開けます
持ち出し全データのエクスポートは、どのプランでも永久に無料ですダウンロードリンクは7日間で切れます。新しいエクスポートはいつでも無料です
全員のスマホアプリのない家族にも、写真や動画はブラウザで開く閲覧リンクで見せられますAndroid版は準備中です。閲覧リンクで見られるのは写真や動画で、お世話やお薬の記録は見られません
料金健康の記録は、過去の分まで含めてどのプランでも無料です無料プランは2匹まで、動画は60秒までです

表に書ききれなかったことを、具体的に書いておきます。

  • お世話の記録は、ごはん、トイレ、犬のさんぽと、自分で名前をつけた記録です。 誰かが少し前に同じ記録をつけていると、「ごはんは記録済みです」と表示され、誰が何時に記録したかを見たうえで、「やめておく」か「もう一度記録する」かを選べます。
  • お薬は、あげる時刻になるとオーナーと共同オーナーにお知らせが届きます。 ワンタップで「あげた」を記録でき、誰がいつあげたかがサークルの全員に見えます。
  • ワクチン、ノミ・ダニやフィラリアの予防、トリミング、通院の予定は、毎週・毎月・毎年でくり返せます。 その日にオーナーと共同オーナーにお知らせが届き、誰が済みにしたかも残ります。体重は、グラフで推移を見られます。
  • シッターさんにお世話を記録してもらうなら、アプリを入れてもらい、サークルに招いて共同オーナーにします。 健康記録のリンクは見るだけのページなので、そこからは記録できません。預け終わったら、サークルのオーナーが「見る専用にする」で役割を切り替えるか、「サークルから外す」で外せます。見る専用のメンバーは、写真と健康の記録を見て、リアクションやコメントができます。招待リンクには期限があり、取り消すこともできます。
  • 健康記録のリンクで見えるのは、アレルギー・注意事項、服用中のお薬、ワクチン・予防、体重、通院の記録です。 お薬は、あげる時間などの予定が表示され、1回ずつのあげた記録は含まれません。写真、通院や体重のメモ、家族の名前、お世話の記録は共有されません。ページには「飼い主さんがアプリに記録した内容です。診断書や証明書ではありません。」と表示されます。
  • 写真の位置情報は、アップロードする前にスマホの中で外しています。 祖父母向けの閲覧リンクは、いつでも無効にできます。

全データのエクスポートには、写真(長辺2048pxまでのJPEG)と動画(アップロードしたまま)、投稿と健康記録をまとめたJSONファイル、読みやすい健康記録のページが入ります。プレミアムをやめても、保存した写真や記録は消えません。解約したあとも、エクスポートは無料のままです。サークルの人数、招待、祖父母向けの閲覧リンクも、どのプランでも無料・無制限です。プレミアムにすると、ペットを何匹でも登録でき、最長10分の動画と、獣医さんに見せられる健康記録PDFが加わります。オーナーか共同オーナーの1契約で、サークル全員をカバーします。何ができるかは機能ページ、何が無料で何が有料かは料金ページでご覧いただけます。

7つのチェックは、メモフも含めて、どのアプリにも同じように当ててください。

繰り返しになりますが、本記事はアプリの選び方のガイドであり、獣医療のアドバイスではありません。家族に合うかどうかを決めるのは、機能の一覧ではなく、家族で試した10分です。

参考にした資料

  • ペットアプリ
  • 家族で共有
  • お世話の記録
  • 投薬の記録
  • 健康記録
  • データの持ち出し
  • お世話の分担

よくある質問

ペットの記録アプリを家族で共有するとき、何を基準に選べばいいですか?

機能の数より先に、家族のあいだで記録を受け渡せるかを確かめます。目安は7つです。誰がいつ記録したかが全員に見えるか。記録する人と見るだけの人を分けられるか。少し前に同じ記録があるとき、記録する前に気づけるか。獣医さんやシッターさんに、アカウントなしで、期限つきで見せられ、途中で止められるか。家族だけの場所か。記録を全部、無料で、開ける形で持ち出せるか。家族全員のスマホで使えるか。気になるアプリを家族で10分ほど試すと、ほとんどは確かめられます。

ペットの記録アプリは、機種変更すると記録が消えてしまいますか?

アプリによって違います。記録がスマホの中だけにあるのか、アカウントにひもづいてサーバーに保存されているのかで、機種変更のときに引き継げるかが変わります。まずアプリのヘルプで引き継ぎの方法を読み、機種変更の前に記録を書き出して、書き出したファイルを一度開いてみてください。総務省のサイバーセキュリティサイトは、スマホには壊れたり紛失したりするリスクが常にあるとして、データを別の場所にコピーしておくバックアップを勧めています。機種変更の予定がなくても、書き出しを1回試しておくと安心です。

獣医さんやペットシッターさんに、アプリの記録をアカウントなしで見せられますか?

アプリによって違うので、選ぶ前に3つを確かめます。相手がアプリを入れたりアカウントを作ったりせずに、ブラウザで開けるか。見られる期間を選べて、期限が来たら開けなくなるか。期限の前でも、こちらから止められるか。あわせて、相手に何が見えて、何が見えないかも見ておきます。お薬やアレルギー、ワクチン、体重、通院の記録は見えてほしい一方で、家族の名前や写真まで見せる必要はないからです。リンクを作ったら、ログインしていないブラウザで自分でも開いてみてください。

家族で共有するなら、結局どのペットアプリがいちばんいいですか?

家族によって合うアプリが違うので、どれがいちばんとは決められません。この記事でも順位はつけていません。書いているのがペットの記録アプリを作っている開発者で、公平な順位をつけられる立場ではないからです。家族の人数、お世話を分ける人、お薬があるか、預け先があるか、家族が使っているスマホによって、合うアプリは変わります。気になるアプリがあれば、7つのチェックを家族で順に試して、困るところが少ないものを選んでください。記録を全部持ち出せるかだけは、アプリを乗り換えても直せないので、最初に確かめておくのがおすすめです。

ペットの記録アプリは、無料でどこまで使えますか?

アプリによって違うので、無料かどうかより、何に制限があるかを確かめます。確かめたいのは、登録できるペットの数、過去の記録を見られる範囲、家族を招待できる人数、記録の書き出しにお金がかかるか、1人の契約で家族全員が使えるか、そして課金をやめたあとに記録がどうなるかです。メモフの場合、無料プランで登録できるのは2匹までです。健康の記録は過去の分まで含めて無料で、全データのエクスポートもどのプランでも無料です。3匹目からの登録と、60秒より長い動画は、プレミアムになります。

うちの子の物語を、ひとつの場所に

メモフは、ペットの写真と健康記録のためのプライベートな居場所です。エクスポートは永久無料。