← 記事一覧へ

家族共有公開日 文:メモフの開発者約17分で読めます

保護猫・保護犬の誕生日の決め方は? 4つの方法と推定年齢の調べ方、書類に書く日付

保護猫の誕生日の決め方は、動物病院で推定年齢を聞いて生まれた月の見当をつけ、その月の中で家族にとって意味のある日を選ぶ方法がよく紹介されています。家に迎えた日や保護した日をそのまま誕生日にする家庭もあり、保護犬も同じように決められます。決めた日付はペット保険やマイクロチップ、犬の登録などすべての書類でそろえ、「推定」であることと決め方を書き残しましょう。

動物病院の受付で、問診票を書いています。名前、種類、性別。その次の「生年月日」の欄で、ペンが止まります。保護団体から迎えて2週間の猫は、足もとのキャリーの中で静かにしています。

譲渡のときにもらった書類には、「推定1歳」とだけ書いてあります。家族のグループトークでは、少し前から同じ話が続いています。「誕生日、いつにする?」「うちに来た日でいいんじゃない?」「それって誕生日なのかな」。

保護猫や保護犬の誕生日に、決まった正解はありません。やることは3つです。まず、動物病院で推定年齢を聞いて、生まれた月の見当をつけます。次に、その月の中から家族にとって意味のある日を選ぶか、家に迎えた日や保護された日をそのまま使います。最後に、決めた日付をペット保険・マイクロチップ・犬の登録などの書類で1つにそろえ、「推定」であることと決め方を書き残しておきます。

保護猫や保護犬の誕生日を調べると、多く見つかるのは、飼い主さんのブログや知恵袋の体験談と、保険の申込書の書き方を説明した保険会社のページです。この記事では、ほかの家族の決め方を4つに整理します。推定年齢はどこまで正確か、書類には何と書けばいいかも、猫と犬の両方についてまとめました。家族になった日のお祝いの仕方は別の記事にゆずり、ここでは「どの日を誕生日にするか」と「それをどう書類と記録に残すか」に絞ります。

本記事は、メモフの開発者による「記録のつけ方」のガイドであり、獣医療のアドバイスではありません。うちの子の年齢や、年齢に合わせたごはん・健康診断のことは、かかりつけの獣医師にご相談ください。ペット保険の申込みや各種の登録の書き方は、申し込む保険会社やお住まいの自治体の案内に従ってください。

保護猫・保護犬の誕生日は、どう決めればいい?

よく紹介されているのは、推定年齢から生まれた月の見当をつけ、その月の中から日を選ぶ決め方です。家に迎えた日や、保護された日をそのまま誕生日にする家庭もあります。保護犬の誕生日がわからないときも、考え方は同じです。

アメリカンケネルクラブ(AKC)は、実際の誕生日はわからないかもしれないとしたうえで、獣医師と一緒にさまざまな点を観察すれば、年齢は推定できると説明しています。手がかりになるのは、獣医師が見立てるおおよその年齢と、保護された日、そして家族になった日です。誕生日は、この3つをもとに家族で「決める」ものです。

ほかの家族の決め方も参考になります。Yahoo!知恵袋には、2023年に「保護犬で、生年月日がわからない場合、どのように決定しましたか?」という質問があります。ベストアンサーは、1歳前の2頭を迎えた方のものです。1頭は、獣医さんに言われた月齢から考えると妹さんの誕生日に近かったので、その日に。もう1頭は、生まれた月を月齢から逆算し、日にちはご自身の誕生日と同じにしたそうです。もう1つの回答は、病院で推定年齢を出してもらい、その月の1日か、家に迎えた日を生年月日にしている、という内容です。

よく見かける決め方は、次の4つに分けられます。

  1. 推定の月齢から生まれた月を逆算し、家族にとって意味のある日を選ぶ。 動物病院で言われた月齢から生まれた月の見当をつけ、その月の中で、家族の誕生日や好きな数字の日などを選びます。@DIMEの2017年の記事では、保護猫を迎えた飼い主さんが「引き取った日から逆算して11月13日を誕生日にしたんです。」と話しています。
  2. 推定の月の1日にする。 月までは決められても、日を選ぶ手がかりがないときの決め方です。猫用品店ぽぽねこのコラム(獣医師執筆)によると、動物病院で「だいたい○月生まれですね」と言われたら、「その月の1日や保護した日、飼い主さんの好きな日を誕生日に設定して全く問題ありません。」とのことです。
  3. 家に迎えた日を誕生日にする。 家族にとって、いちばん確かな日です。ペット保険会社の中にも、申込みのときは家に迎え入れた日などを誕生月・日にするよう案内しているところがあります。
  4. 保護された日を誕生日にする。 保護団体から迎えた子なら、団体の記録や譲渡のときの書類に、保護された日が残っていることがあります。自分で保護した子なら、保護した日を使えます。ぽぽねこのコラムによると、保護団体から迎えた場合は、団体に保護された日を誕生日にするケースも多いそうです。

どれを選んでも、間違いではありません。大切なのは、家族のあいだで1つに決めて、同じ日付を使い続けることです。

保護猫・保護犬の年齢は、どうやって見分ける?

動物病院では、獣医師が歯の生え具合やすり減り方、目の様子、体重や体つきから、おおよその年齢を推定してくれます。どこまで絞れるかは、その子の年齢によって大きく違います。

茶屋ヶ坂動物病院のコラムは、「猫の年齢は、見た目だけでは正確に判断できません。」としたうえで、保護猫や野良猫のように生年月日がわからない場合は、体の特徴や行動の変化を手がかりに推測する必要がある、と書いています。

いちばんの手がかりは歯です。 同じコラムによると、猫の乳歯は生後2週間ほどで生えはじめ、2か月ごろまでに生えそろいます。そのあと生後3〜8か月にかけて永久歯に生え変わるので、この時期なら歯を見れば子猫の月齢がおおよそわかります。ねこのきもちWEB MAGAZINEがモノカどうぶつ病院の小林清佳院長に取材した記事では、永久歯への生え変わりを3〜7か月齢の間としています。資料によって数字が少しずつ違うので、どれも目安として読んでください。

保護犬の年齢を調べるときも、手がかりの中心は歯です。武蔵小山どうぶつ病院のコラムによると、犬の乳歯は生後3週間ごろから生えはじめ、生後2か月ごろまでにほぼ生えそろい、生後4〜7か月ごろに永久歯へ生え変わります。犬種や個体差で時期は前後し、小型犬はやや遅め、大型犬は早めに生え変わる傾向があるそうです。

目や毛の色も手がかりになります。 茶屋ヶ坂動物病院のコラムは、子猫の青い目は生後1〜2か月ほどで本来の色へ変わっていくので、青い目をしていれば生後2か月以内の子猫である可能性が高いとしています。犬について、AKCは、口のまわりに白い毛が交じってきた犬はほとんどがもう大人の犬で、シニアの犬は目が白っぽく濁ったり、青みがかったりすることがあるとしています。

大人になってからの年齢は、目安です。 同じねこのきもちWEB MAGAZINEの記事では、1歳未満の子猫なら歯の生え具合や体重などから「ほぼ誤差なく推定できる」とされる一方、成猫は個体差や栄養状態、病気の影響が大きくなり、「とくに3~10才ごろは判断が難しいです。」と書かれています。犬について、ペットの健康情報サイトPetMDは、生後7か月を過ぎると、年齢の推定はより主観的になるとしています。

歯で年齢を見る方法にも限界があります。MSD獣医マニュアルの飼い主向け版によると、子犬でも、歯から年齢を判定する精度はある程度にとどまります。歯やあごに問題のない大型の成犬なら、獣医師が歯のすり減り方から年齢を推定できることが多い一方、小型犬やトイ犬種は歯から年齢を見るのがより難しいそうです。

外で暮らしてきた猫にも注意が要ります。茶屋ヶ坂動物病院のコラムは、野良猫など外で暮らす猫は歯の老化が早い傾向があるので、あくまで目安として見ることが大切だとしています。

年齢を知っておくことは、誕生日のためだけではありません。茶屋ヶ坂動物病院は、猫の年齢を知ることは健康管理や食事内容を考えるうえでとても大切だとしています。PetMDも、年齢によって必要な検査やワクチンが変わると説明しています。迎えてすぐの診察で推定年齢を聞いておけば、誕生日を決める手がかりにもなります。最初の診察で何を聞き、何を記録しておくかは、子犬・子猫の初めての動物病院の記事にまとめました。

聞くときは、「何歳くらいですか」に加えて、「どのくらいの幅がありそうですか」と聞いておくと、あとで決め方を選ぶときに役立ちます。答えは、聞いた日付と一緒にメモしておきます。

大人の保護猫・保護犬だと、誕生日の決め方は変わる?

変わります。月齢の見当がつく子猫・子犬なら、生まれた月の中から日を選べます。年齢の幅が広い成猫・成犬なら、生まれ年だけを推定年齢から決め、月日は家に迎えた日や保護された日にするのが、無理のない決め方です。

子猫や子犬なら、獣医師から「生後3か月くらい」と言われれば、生まれた月の見当がつきます(前後することはあります)。そこから逆算した月の中で、好きな日か1日を選べば十分です。

成猫や成犬で「4歳くらい」「6〜8歳」と言われたときは、月まで決める手がかりがありません。そんなときは、生まれ年を推定年齢から決め、月日には家族が確かに知っている日を使う方法があります。アニコム損保のよくある質問も、保護犬・保護猫の申込みについて、正確な生年月日が不明な場合は「生まれた時期や保護された状況などから推定できる年齢の範疇で」、迎えた日や記念日などを誕生月・日にするよう案内しています。

たとえば、2026年10月3日に家に迎えた猫が「4歳くらい」と言われたなら、生まれ年は2022年。月日を迎えた日にすれば、誕生日は2022年10月3日になります。

決め方向いている子注意点
推定の月+好きな日子猫・子犬(月齢の見当がつく)月も推定なので、前後することがある
推定の月の1日月はわかるが、日を選ぶ手がかりがない子日付に意味がないぶん、決め方のメモが大切
家に迎えた日成猫・成犬、年齢の幅が広い子誕生日と家族になった日が同じ日になる
保護された日保護した日や団体の記録がある子団体から迎えた子は、譲渡の書類で日付を確かめる

推定年齢に幅があっても、年齢が「わからない」わけではありません。獣医師が見立てた範囲がある、ということです。その範囲の中で日付を1つ決めれば、それがその子の誕生日です。

ペット保険・マイクロチップ・犬の登録には、どの生年月日を書く?

家族で決めた1つの日付を、すべての書類に書きます。生年月日を求める書類は、思ったより多くあります。書類ごとに日付が違うと、あとで「どれが本当の日付か」がわかりにくくなります。

ペット保険。 年齢不詳の保護猫や保護犬をどう申し込むかは、申し込む保険会社の案内で確かめてください。たとえばアニコム損保のよくある質問は、生年月日の詳細が不明な場合は、かかりつけか近くの動物病院で推定年齢を確認したうえで、「お宅に迎え入れた日、記念日などを誕生月・日としてください。」と案内しています。同じページによると、申込みのときに、生年月日を確かめる書類を出す必要はありません。ただし、あとから血統書などの書類を求められたり、保険会社が動物病院に推定年齢を確かめたりすることがあります。年齢を診てもらう費用は、自己負担になるとしています。第一アイペット損保のよくある質問も、正確な生年月日がわからなくても加入できるとしたうえで、獣医師による推定年齢を確認し、月日がわからない場合は家に迎え入れた日などを誕生月・日にするよう案内しています。

マイクロチップ。 動物の愛護及び管理に関する法律施行規則は、マイクロチップの登録事項にも、登録証明書に載せる事項にも「犬又は猫の生年月日」を挙げています。登録済みの子を迎えたら、まず登録証明書に載っている生年月日を見てください。その日付をそのまま誕生日にすれば、書類は最初からそろいます。登録と違う日を誕生日にして、登録の生年月日も直したいときは、冒頭の注意書きのとおり、コールセンターに問い合わせることになります。

犬の登録。 狂犬病予防法施行規則は、市区町村に出す犬の登録の申請書に書く事項の1つに「犬の生年月日」を挙げています。わからない場合の書き方は、お住まいの市区町村の案内を確認してください。たとえば魚津市が富山県の電子申請サービスで受け付けている「犬の登録事項変更届」(住所などが変わったときの届出)は、生年月日が不明の場合はわかる範囲で入力するよう求め、「2020年5月ごろ、推定5歳 など」と例を挙げています。

動物病院。 問診票にも、同じ日付を書きます。「推定」と書き添える欄がなくても、受付や診察のときに「誕生日は推定です」と一言伝えておけば十分です。

誕生日とお迎えした日、どちらをお祝いすればいい?

両方お祝いしてかまいません。誕生日は推定でも、家族になった日は、正確にわかっている記念日です。

迎えた日を誕生日にした場合は、2つの記念日が同じ日に重なり、お祝いは年に1回にまとまります。誕生日を別の日に決めた場合は、記念日は年に2つです。どちらの形でもかまいません。

2つに分けたときは、誕生日は「この子が生まれたこと」を、家族になった日は「この家に来てくれたこと」をお祝いする日、と考えると、どちらも気負わずに続けられます。

家族になった日の祝い方は、うちの子記念日の祝い方と体重記録の記事にまとめました。初日と同じ場所での記念写真や、いつもの散歩のような、ささやかなもので十分です。

決めた誕生日は、どう残しておけばいい?

日付だけでなく、「推定」であることと、どうやって決めたかを一緒に書いておきます。何年かたつと、決めた本人でも理由を忘れてしまうことがあります。

たとえば、こんな1行です。

誕生日:2026年6月1日(推定)。2026年10月の初診で「生後4か月くらい」と言われ、6月生まれとして、その月の1日にした。家に来た日は2026年10月3日。

この1行があれば、保険の申込みで聞かれたときも、動物病院を変えたときも、同じ説明ができます。家族の誰が答えても、同じ日付になります。

あわせて残しておきたいのは、次のものです。

  • 譲渡のときの書類と、マイクロチップの登録証明書。 生年月日や推定年齢が書かれていれば、決めた日付の根拠になります。
  • 最初の診察で言われた推定年齢。 聞いた日付と、言われた幅も一緒に書いておきます。
  • 最初のころの写真。 保護団体や預かりボランティアさんが撮ってくれた写真は、家に来る前のその子を知る、数少ない記録です。

保護団体のSNSの投稿から保存した写真や、トークで送ってもらった写真は、家族の誰かのスマホにだけ残りがちです。家族で見られる場所に集めておくと、あとで探さずに済みます。いつごろの写真かも、わかる範囲でメモしておきます。家族だけで写真を共有する方法と、送る前に確かめたいことは、子犬・子猫の写真を家族だけで共有する記事にまとめました。すでにみてねを使っているなら、みてねでペットのアルバムを作れるかを確かめた記事も参考にしてください。

今週からできること

大きな準備はいりません。今週から始められることを5つ挙げます。

  • 次の診察で、推定年齢を聞く。 子猫・子犬なら生後何か月かを、成猫・成犬なら「何歳くらいで、どのくらいの幅か」を聞き、日付と一緒にメモします。
  • 手元の書類の生年月日を確かめる。 譲渡のときの書類、マイクロチップの登録証明書、ペット保険の申込書。すでに日付が入っているものがないかを見ます。
  • 家族で決め方を1つ選ぶ。 4つの決め方のどれでもかまいません。決めた日付は、家族のグループトークなどで共有します。
  • 書類を同じ日付にそろえる。 これから書く問診票や申込書も、その日付で書きます。
  • 決め方を1行で書き残す。 「推定」であることと、どうやって決めたかを、日付の横に書いておきます。

メモフの立ち位置

メモフは、ペットの写真と健康記録を家族で共有するアプリです。誕生日がわからない子の記録で、いまのアプリにできることを具体的に書いておきます。

  • タイムラインは、家族になった日から数えます。 うちの子を登録するときに「おうち記念日」(家族になった日)を入れると、「家族になって847日」のように、その日からの日数が表示されます。誕生日が決まっていなくても、このカウントは始められます。
  • 「お誕生日」は、あとから設定できます。 うちの子のプロフィールにある「お誕生日」は任意の項目で、決まるまでは「未設定」のままでかまいません。
  • 記念日を覚えておきます。 お誕生日やおうち記念日を設定すると、記念日の一覧に並びます。ホームには「1年前の今日」の写真も戻ってきます。
  • お誕生日は1つの日付として保存され、健康記録のリンクにはそこから計算した年齢が出ます。 「推定」の印や月だけの登録はできず、リンクの年齢にも、獣医さん用PDF(プレミアム)に載る日付にも「推定」とは表示されません。お誕生日が未設定なら、年齢は表示されません。推定であることと、言われた年齢の幅は、プロフィールの「アレルギー・注意事項」に一言書いておくと、健康記録のリンク、獣医さん用PDF、エクスポートのどれにも載ります。
  • 最初の診察で言われた推定年齢は、通院の記録にも残せます。 「先生から言われたこと」に書いておくと、獣医さん用PDFには直近20件の通院まで載ります。健康記録のリンクには、このメモは載りません。
  • 健康記録のリンクは、無料で渡せます。 獣医さんやシッターさんに、ブラウザで開ける閲覧専用のページを、1日・1週間・1か月の期限つきで渡せます。アカウントは要りません。
  • これまでの写真を取り込めます。 カメラロールやGoogleフォトの書き出し(Takeout)、Snapchatから保存した写真を、1回に100枚まで取り込めます。写真は、それぞれ撮った日に並びます。ただし、スクリーンショットやトークから保存した写真には、撮影日が残っていないことがあります。保護団体の投稿から保存した写真も、同じことがあります。その場合は、まとめて1つの日付(たとえば家に迎えた日)にするか、入れずにおくかを選べます。家に来る前の写真に撮影日が残っていると、その日にもう家にいたかを聞かれ、おうち記念日をその日に変えることもできます。家に来た日のままにしたいときは「このままにする」を選んでください。見る専用のメンバーは、写真を見ることはできますが、これまでの写真を取り込むことはできません。
  • 見られるのは、招待した人とリンクを送った相手だけです。 サークルは招待した人だけの場所で、公開のフィードはありません。アプリを入れない祖父母には、ブラウザで開ける閲覧リンクを送れます。リンクは、いつでもオフにできます。
  • 無料プランで登録できるのは2匹までです。 3匹目からはプレミアムで、何匹でも登録できます。写真は、無料プランでも枚数の制限なく残せます。

健康の記録は、過去の分まで含めてどのプランでも無料です。全データのエクスポートも、どのプランでもずっと無料です。広告は表示せず、データを販売することもありません。写真の位置情報は、アップロードする前に端末の中で取り除きます。メモフでできることは機能ページ、何が無料で何が有料かは料金ページでご覧いただけます。

もちろん、紙のメモでも十分です。日付を1つに決める。書類をそろえる。「推定」であることと決め方を書いておく。この3つが守れていれば、道具は何でもかまいません。

繰り返しになりますが、本記事は記録のつけ方のガイドであり、獣医療のアドバイスではありません。うちの子の年齢や体のことは、かかりつけの獣医師に聞いてください。

参考にした資料

  • 保護猫
  • 保護犬
  • 誕生日
  • 推定年齢
  • ペット保険
  • マイクロチップ
  • 家族の記録

よくある質問

保護猫の誕生日は、どうやって決めればいいですか?

決まった正解はありません。よく紹介されているのは、動物病院で推定年齢(子猫なら生後何か月か)を聞き、そこから逆算した月の中で、家族にとって意味のある日を選ぶ方法です。その月の1日にする、家に迎えた日や保護された日をそのまま誕生日にする、という家庭もあります。保護犬でも同じように決められます。どの方法でも、決めた日付を書類でそろえ、「推定」であることと決め方を書き残しておくと、あとで迷いません。

保護犬・保護猫の年齢は、動物病院でわかりますか?

おおよその年齢なら、歯の生え具合やすり減り方、目の様子、体つきなどから獣医師が推定してくれます。ねこのきもちWEB MAGAZINEが獣医師に取材した記事によると、1歳未満の子猫なら歯の生え具合や体重から、ほぼ誤差なく推定できるそうです。一方で成猫は個体差が大きく、とくに3~10歳ごろは判断が難しいとされています。犬については、MSD獣医マニュアルの飼い主向け版が、子犬でも歯による年齢の判定はある程度の精度にとどまるとしています。成猫・成犬の推定年齢は、目安と考えてください。

年齢がわからない保護猫・保護犬でも、ペット保険に入れますか?

保険会社ごとに案内があるので、申し込む会社のよくある質問などを確認してください。たとえばアニコム損保と第一アイペット損保のよくある質問は、正確な生年月日がわからない場合は動物病院で推定年齢を確認し、家に迎え入れた日などを誕生月・日にするよう案内しています。アニコム損保は、申込みのときに確認書類は要らないとしていますが、あとから書類の提出を求めたり、動物病院に推定年齢を確かめたりする場合があるとしています。

マイクロチップに登録した生年月日は、あとから直せますか?

環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」のよくある質問によると、生年月日は、登録した後にサイトの「登録事項の確認・変更」からは修正できず、コールセンターへの問い合わせが必要な項目です。マイクロチップが登録済みの子を迎えたなら、まず登録証明書に載っている生年月日を確かめ、ほかの書類もその日付にそろえておくと安心です。

誕生日とお迎えした日、どちらをお祝いすればいいですか?

どちらか一方に決める必要はありません。誕生日は推定でも、家族になった日は、正確にわかっている記念日です。迎えた日を誕生日にした場合は、2つの記念日が同じ日に重なります。別の日に決めた場合は、年に2回お祝いできます。どちらの場合も、記念写真やいつもの散歩のような、ささやかなお祝いで十分です。

うちの子の物語を、ひとつの場所に

メモフは、ペットの写真と健康記録のためのプライベートな居場所です。エクスポートは永久無料。